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2008年度 Vol.2 (2009年3月現在) 禁無断転載
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大豆需給のポイント-オムニコ-   過去の動きから学ぶ大豆相場-オムニコ-
 
原油需給のポイント Market analysis from supply and demand
 2007年から上昇し続けていた国内外の原油相場は、世界的なリセッションを背景に、2008年7月から急落。NY原油は7月に147ドル台をつけたものの、12月末には32ドル台まで下がりました。こうした事態を受けて、OPEC(石油輸出国機)は追加減産を相次いで実施。現在はその効果が価格に織り込まれ始めています。
 
2009年は需要が一時低迷へ
オムニコ 原油需要はこれまで新興国による消費拡大により、右肩上がりになっていました。しかし世界的な景気悪化の影響で、昨年後半から需要が激減。2009年の世界の原油需要見通しも下方修正が相次いでいます。 3月に発表されたIEA(国際エネルギー機関)の見通しによると、今年の世界の石油需要は8442万B/D(前年比125万B/D減)となりました。世界経済の後退が続く限り、原油需要もさらに下方修正される可能性があります。
 しかし、新興国の原油消費は今後も拡大が見込まれ、中長期的には需要が増加していくとみられます。回復に転じる鍵は、米国や中国の景気対策でしょう。
 
原油価格維持の目的で減産進める
オムニコ OPEC(石油輸出国機構)は原油相場急落を受け、2008年9月、10月、12月の各総会で次々に減産を決定。9月以降の4ヵ月における減産量は、計420万B/Dとなりました。各加盟国も減産に足並みを揃え、2月の減産遵守率は80%超と従来よりも高水準に。こうした減産の効果が市場に織り込まれ、3月からの原油相場は回復局面に入っています。ただし、今後価格が下落基調に陥れば、5月の総会で追加減産に踏み切る可能性もあるとみられています。
 
米原油在庫は15年ぶりの高水準に
オムニコ 景気悪化による石油消費低迷を受けて、石油消費量世界一である米国の石油在庫が積み上がっています。EIA(米エネルギー情報局)によると、3月20日時点の米原油在庫は3億5660万バレルとなり、15年ぶりの高水準に。WTI原油の受け渡しがされるオクラホマ州クッシング地区の原油在庫は、一時過去最高水準の3400万バレル超を記録しました。これを受けて、米石油業者は製油所の停止などを進め、在庫調整を行っています。また、今後はガソリンの季節需要が増えていくことから、ガソリンの在庫減少による相場上昇が期待されています。
 
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最近の動きから学ぶ原油相場 Technical analysis of recent market trends
2007年以降の原油相場の特徴
2007年: 世界的に需給逼迫感が高まって上昇。7月の米サブプライム問題で一度下落するが、その後は反発して右肩上がりに
2008年: 投機資金の流入などで急騰。しかし、金融危機に伴う資金流出で、NY原油は7〜12月の半年で100ドル超も下落した
2009年: 前年に続き弱地合いで始まったが、OPECの減産効果や米国による経済対策への期待などで、3月から上昇局面へ
 
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●バレル(barrel 略Bbl)
 1859年、米東部ペンシルベニア州で原油の採掘が始まった頃は、木の樽(シェリー酒・ウイスキーなどの酒樽)で輸送された。42ガロン(gallon)に相当する。1ガロンは約3.79リットル、1バレルは、約159リットルに相当。2リットルのペットボトルでは、約80本分となる。一般のドラム缶は、200リットル。
 
NY原油の上値目処は60ドル
 NY原油は2008年7月11日に過去最高値である147.27ドルをつけた後、急落していきました。下落トレンドは半年ほど続き、12月19日には先の高値の1/4以下である32.40ドルを記録。その後は三角保ち合いを形成して、2009年2月後半から上昇基調に入っています。
 昨今の足をみると、短いながらも陽線が並び、強い買い勢力が維持されていることが分かります。また、節目の50ドルを突破したことからも、当面は上昇が継続すると考えられます。その場合、次の上値目処は節目の60ドルでしょう。
 
東京原油は本格的な底入れか
 東京原油は基本的に、NY原油に連動しています。しかし12月末以降の揉み合いは、NYと比べて騰落の振り幅が少ないことがみて取れます。この背景には、東京原油がその組成柄、OPEC減産の影響を受けやすいことがあるといわれます。
 さて、安値圏で短い線が続いていた昨今の東京原油ですが、3月末に陽線がレンジを上放れました。これは典型的な鍋底の印だと思われます。東京原油は底入れが完了し、本格的な上昇基調に入った可能性が高いとみます。そして、次の上値目処は心理的節目である4万円でしょう。

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