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2009年度 Vol.1 (2009年9月現在) 禁無断転載
編集・制作:株式会社オーバルネクスト
当カタログは投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものです。
最終的な投資は投資家ご自身でなさるようお願いいたします。
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大豆需給のポイント-オムニコ-   過去の動きから学ぶ大豆相場-オムニコ-
 
原油需給のポイント Market analysis from supply and demand
原油価格は昨年の金融危機で一時30ドル台まで暴落しましたが、今年に入り景気回復への期待や株高を背景に70ドル台まで上昇しました。
今後も景気動向や株式市場の動きに左右されやすい展開が続きそうです。
 
2010 年に原油需要は回復へ
オムニコ 2007年2008年の前半は世界的な景気拡大や中国をはじめとする新興国の需要増加で原油の需要は供給を上回る状況でした。昨年の世界的な金融危機とそれに伴う景気後退の影響で原油需要が落ち込み、昨年後半からは供給が需要を上回る事態となっています。石油輸出国機構(OPEC)は前年から累計で日量420万バレルもの減産を決めましたが、それでも供給超過の状態です。原油価格は2009年に入り、景気回復期待から上昇していますが、需要は前年比でマイナスです。国際エネルギー機関(IEA)によると需要は2009年の日量8,440万バレルから、2010年には同8,570万バレルとプラスに転じると見込まれています。
 
9月のOPEC総会では生産枠据え置き

オムニコ 9月9日のOPEC総会では、5月の総会に引き続き生産枠は据え置きとなりました。原油価格が70ドル近辺で堅調な推移を続けており、生産国にとって65〜75 ドルというのは「居心地のいい」価格水準のようです。今後、需要増加に伴い価格が高騰すればOPECに対して生産増加を望む声が出てくるとみられます。逆に原油価格が今後大きく崩れるようなこととなれば、12月のOPEC総会では減産が議題に上る可能性も出てきそうです。
 なお、昨年夏以降の金融危機と景気後退を受けて、原油需要が落ち込んだことで、需給ギャップを埋めるためにOPECの原油生産量は大きく減少しています。

 
経済指標を眺めて一喜一憂の展開も
オムニコ 世界ではNY市場のWTI原油、ロンドン市場のブレント原油、中東産原油が3大市場と呼ばれています。東京市場には中東産原油が上場されています。各油種ともに景気底入れから回復への期待が高まり、世界的な株価の上昇などもあり、年初からは大きく上昇しています。ただ、7月には米雇用統計の悪化を受けて、NY原油が73ドル台から58ドル台へ急落するなど、経済指標や景気動向に左右されやすい展開となっています。
 景気回復への期待は高まるものの、今後も経済指標や各国の株価の 動向に一喜一憂する展開が続きそうです。また、9月にはドルが対ユーロで年初来安値を更新してドル建て商品の支援材料となりました。ユーロ・ ドル相場の動向も原油相場には大きな影響を及ぼすものと考えられます。
 
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最近の動きから学ぶ原油相場 Technical analysis of recent market trends
2007年以降の原油相場の特徴
2007年: サブプライム問題を背景に一時下落するが、世界的な需給のタイト化から上昇
2008年: 7月には史上最高値を更新するが、世界的な景気減速への懸念から年後半は急落
世界的な景気回復への期待や株価の上昇、対ユーロでのドル安を背景に戻り歩調にある
2009年: 昨年12月の安値からは2倍以上に上昇している
 
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●バレル(barrel)
 1859年に米東部ペンシルベニア州で原油の採掘が始まったころは、木の樽で輸送されたため、樽の容積に由来する。1バレルは約159リットルに相当する。42ガロン(gallon)が1バレルに相当する。
1バレルは2リットルのペットボトルでは約80本分となる。なお、一般のドラム缶は200リットルとなる。
 
米国ではドライブ・シーズンが終了
 NY原油は景気回復への期待や世界的な株高を背景に今年に入り戻り歩調で推移してきました。為替市場で対ユーロでのドル安傾向が続いたこともドル建て商品の価格上昇の支援材料となりました。米国では景気減速の影響で、石油製品全体、特にガソリンの需要が伸び悩んでいます。米国の石油製品は全世界の需要の2割強、ガソリンは1割強を占めるため、その動向には注目が集まります。9月のレイバーデーを過ぎたことで、米国ではドライブ・シーズンが終了してガソリン需要が減少に向かうことが予想されます。
 
3万円へ向けて下落の可能性も
 今年に入り、景気回復への期待からNY原油が戻り歩調で推移してき ました。円高が圧迫要因となったものの、東京原油も戻り歩調となりました。今後は、秋口は米国で株価が修正安となりやすい上、米国でのガソリン需要の減少からNY原油の価格が頭打ちから修正安に転じる可能性が高まっています。このため、東京原油は上昇を続けるよりも、3万円に向けて下値を探る可能性が高まっていると言えそうです。ただ、秋にいっ たん調整を迎えても年末にかけて、来年の景気回復への期待から再び上昇に転じることが見込まれます。
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